この前、DVDでみたやつ。
んー、凄く考える映画だった。イラクでは何が起こっているのか?
実話をベースとしている、って事なんだけど。ホントであればこれは悲しいね。ハワイに行ったあとだけど、やっぱりアメリカって国の性格は好きになれない。臓器売買やアブグレイブ刑務所、軍の民間人への横暴な行為....。
最近みた映画で主人公がアラブ人を「テロリストだ!」なんて言って、追っ手から逃げるシーンがあった。近くの群衆はそれだけでなんの罪もないアラブ系の人に暴力を加える。かなり偏見に満ちているんだけど、そういう空気は映画だけじゃない様な気がしてならない。僕もやっぱり何処かそんな気持ちがある訳なんだけど、改めないといけないな、って思っちゃう。
それと!宗教とか人種とか、民族(大凡ね、おおよそ。)ってカテゴリーを単一で、一つの国を持ってるって事はそれだけで幸せなのかもしれない。イラクではクルド人、トルコ人、アラブ人と三種居るわけだけど、同一国家に三種類の人種が居ると言うだけで日本にいる僕にはすんなり頭に入ってこない。
イスラム教の地域って、常に紛争があるようなイメージがあるんだけど。それは武闘派が多いとかそういうんじゃなくて、誇り高い奴らが多いのかも分からない。メディアで感じるようなアレとはまた少し違うんじゃないのかしら?って思う。実際、イスラム圏(そんなんあるんかいな?)の国へ渡航した事のある人は、平和な生活のワンシーンを写真に収めていて、僕の心をほのぼのとさせてくれてたもんなぁ。
それと、最近の世の中で「テロリスト」って言葉が氾濫してるけど、これも良くないんじゃないかしら?何かあると、テロリスト認定→みんなの敵→叩く。こういう図式がほんとに多くないか?それも大きく世界的に。「テロリストだ!」なんて大声で叫ぶヤツの方がほんとは危なくて、世界の秩序を壊してるような気がしないでもない。
無宗教な俺が言うのも何だけど、平和な世の中が良いな。
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テーマ:考えさせられた映画 - ジャンル:映画