
仕事が終わったところにiPhone5を購入した友人から電話が来る。
ラーメン食いながら、色々話す。
彼の子供はデジタルネイティブ世代。漫画はiPadで見るし、ゲームもお手のものだ。話を聞けば幼稚園で食物連鎖や英単語を理解しているという。時代は変わった。漫画が紙媒体だった頃は、それぞれの年代に生きた人間だけが見ていたとおもうんだけど、彼らにはドラゴンボールに古さや新しさを感じることは無いんだろう。仮想的なものだったとしても、彼らの脳みそは時間の流れとか制約とか流行、そんなものを超越した環境の中に身を置いている。そんな人間たちがこれからの世界を作っていくと思うと、どんな風に世界を変えていくか楽しみだ。
世界は随分と変わった気がしちゃう。20年前はCDを買って音楽を聞いていたのが、今レコード屋に人が居ない。媒体としてのCDはほぼ死んだと思う。時々このCDが・・・とか言う人も未だいるんだけど、それは所有欲?今日iPhone5こうた男がいる。古臭いガラケーとCDに塗れている彼は、きっと気が付くだろう。あれ?なんで俺はCDとかまだ持ってるんだろう?ってね。CDの本質ってなんだっけ?別に意味付けを強要する必要はないけれど、どうしてCDを買うのか?とか何をしたくてどう購買活動するの?ってのはなるべく気をつけたい、そんなふうに思う。
「なんでだろうね、歳のせいかな?」友人が口走った言葉は、まさに僕と同じ意見だった。所有への執着が無くなってきた。バブル時代を物に囲まれて、物を持つことが正義!みたいに感じてたのに、今はもっと物を少なくと願っている。少し気がついているのかもしれない。広くて新しい家に住みたい?最新の電化製品が欲しい?いや、もっとシンプルにもっと少なく、ただ必要なのは必要。そんな気がしちゃう。
そんなワケで、iPhone5良いよ。マジで。
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テーマ:iPhone5 - ジャンル:携帯電話・PHS