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まぁ、今見てる最中だけど。
良い映画は初めの10分くらい見てて、直感する。この映画は良い映画だ、この映画は2時間後後悔する。時々直感は外れるけれど、大概は想定内。僕にとっての良い映画は、リアルに生きていてモヤモヤした感覚を映像にしてくれてたり、具体的な言葉にしてくれる映画。

この映画はのっけから面白い。僕的に印象に残った言葉やシーンは以下。

1.子供時代とは 分別という位世界を知る前に 音と匂いと自分の目で事物を確かめる時代である。
ジョン・ベチェマンという人の言葉らしいんだけれど、これぞ本当にすっきり一時間半を凝縮した言葉だ。

2.囚人服をパジャマとして捉える子供
囚人服を囚人服として感じられるのは、囚人服という認識が頭の中に有るからだ。でなければ、それはパジャマにもなりうる。囚人番号は何かの遊びだと思ってしまう。目に入った光の情報は、それだけでは意味を為さない。単なる光に意味を与えるのは、脳みそで脳みそは初めから答えを持っている。脳みそが認識した世界を写している訳だね。認識した世界を脳は見ている。そう考えると、子供が見る世界は興味深い世界だろう。

3.やつらは危険な害虫なの
ユダヤ人を害虫という姉。彼女は見ても居ない世界をを教科書や教育によって、脳の中に作り上げてしまう。僕は普通高校に入るまで、歴史を学ぶことによって未来が分かるんじゃないかと思っていた。けれど少し違うかも知れない、なんて考えるようになってきた。過去や文化を知ることは大事な側面もあるだろうけれど、付随して脳みそに入れられる情報に恣意的な何かを入れられるリスクもある。これは考えなきゃいけない。僕も特定アジア(まぁ、この言葉自体も恣意的な何かを感じるけれど。)の感覚って、自然と植え付けられたマイナスな感覚が有ることを、自覚しないといけない(この前の鳩山さんはきっとこの感覚で「友愛」だった様な気がする。今なら、感じられるけれど、僕はその時分からなかったなぁ)。

4.嘘をついて自分を守るという事
ユダヤ人の友人がお菓子を盗んだか、自分が彼にあげたか。実際には自分がすすんであげたお菓子も、本当のことを言うと怒られる。ユダヤ人が盗ったと言えば、自分はお咎め無し。意図して作られているのが、よく分かる。こんなのってリアルな世界でも、よくあるな。思えば、父親も後ろめたい仕事が昇進であるというのも、どこか逆説的な説明がつく。

5.服を取っ替えるシーン
服装ってのは、社会的なステータスを表している。形(なり)の良い子が囚人服を着て、彼の父親を捜しに行くシーンはとても印象に残るね。服を着て、映画のシーンが嘘だと言うことに気が付く。本当のことを知るには、その格好になって、中に入らなければ本当の世界を知る事は出来ないし、その格好になってしまうと自分がドイツ人だと知られることも出来ない。結果としてブルーノは酷いことになってしまう。

なかなか良い映画だった。一時間半が直ぐ終わっちゃったよ。子供の感じるような、感じたことを感じたままに幸せに出来る社会の到来を強く望ませるような、そんな素敵な映画でした。

既に腹黒くてドロドロした何かを抱える俺的評価は☆☆☆☆☆の☆五つ。俺もブルーノみたく純粋無垢な心に戻りたい。

以前の映画レビューはこちら。
http://takecom.blog27.fc2.com/blog-category-3.html
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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画


















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